ようこそかつらお
かつらおむらのらしさ溢れる
カルチャーをご紹介!
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方言1
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「休もうよ」「休みなよ」という意味。
「そろそろ休憩したら?」と相手を労う言葉として主に使われる、葛尾ではメジャーに飛び交う言葉です。身につけて損はない汎用性の高い方言。ぜひ使いこなせるようになりましょう。番外編として、突然の訪問者を建物内に招き入れる際に使うことも。■使用例
「そろそろやすまっしぇ〜」 「いいから、やすまっしぇ〜」
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方言2
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玄関先に来た人へ向けて言う言葉。「家に入りなよ」「部屋に上がりなよ」という意味。
こちらも葛尾ではメジャーな方言で、あがってかっしぇと村民に言われたら受け入れてもらえた証です。あなたも誰かに、あがってかっしぇと警戒心なく言える日が来るようにがんばりましょう。■使用例
「よく来たね、あがってかっしぇ!」
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方言3
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「(これを)持って行きなよ」という意味。訪問先のお宅でおいとまする際に、手渡されるお土産品のこと。主に大量の野菜や漬物などがお土産アイテムとして登場します。
お裾分けで大根を持って行き、もってかっせ!と大量のネギを手渡されることも。葛尾の大切なコミュニケーションのひとつです。■使用例
「これもってかっせ!」
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方言4
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冬に使う言葉。「とても寒くて凍えてしまう」という意味。また、農作物が冷えにより凍ってしまった時にも「凍みる」を用いることがあります。主に状態を指す言葉なので本当に凍みている状況かどうかという判断が伴います。
中級〜上級向けの方言なので、自然と口から出るようになれば、あなたは立派なネイティブです!■使用例
「いや〜今日は凍みんない!」
「凍みっちまって、これダメだな。」
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あたりまえ1
「結」の語源は、「結う」、「結ぶ」。共同を意味する言葉からきているといわれ、全国の農村地域に古くから見られる慣行(しきたり)です。葛尾村でも昔からこの精神は受け継がれており、集落の人たちが集まりみんなで作業を分担し、助け合いながら田植えや畑仕事など行ってきました。今でもしっかりと結の精神は根付いていて、人と人、地域と地域の結びつきを強くしています。
都会のような利便性がないからこそ、助け合いながら工夫して生活する。村民が豊かな精神で暮らせる秘訣は、この結の精神のおかげかもしれません。 -
あたりまえ2
葛尾村のあちこちにユニークなバス停らしき看板が置かれています。これは葛尾村にインターンできていた大学生があるプロジェクトで作成したオブジェなのですが、葛尾村では実際にどこでもバスが停まります!おうちの前にバスが停まるなんて、まるでプライベートバス。人口の少ない葛尾村ならではのユニークで優しいサービスです。
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あたりまえ3
葛尾村では苗字ではなく名前で呼び合う風習があります。なんてフレンドリーな村なのお〜!と感動しますが、実は村の4割が「松本さん」。松本さーんと呼ぶとほとんどの人が振り向いてしまうのでファーストネームで呼び合うんです。なんと震災前は6割が松本さんでした。名前で呼び合うと親近感が湧くのでグッと距離が縮まります。